bakeryBAGUSの365日

つくる人、になりたくて。拙いあゆみの真っ只中、ちいさな思いの欠片です。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

喜怒哀楽

感情をすなおに表に出すって 単純なようでむずかしい。 うれしいたのしいおいしいしあわせ なんて、 どれだけ振りまいても 誰も傷つけないのに。 怒りや悲しみだって どれだけ歯を食いしばっても ひとりでは消化しきれなかったものが すなおに解き放つだけで…

ジックリ発酵

急いては事を仕損じる。 ってひいばあちゃんがいつも言ってた。 発酵も、 待って待って待って もう待ちきれなくなりながら でも冷静に、穏やかに、待って。 そしたら思いがけず とびっきり美味しくなったりもする。 ああ人生もきっと。 急ぐだけが道じゃない…

一呼吸。

なにも問題はないはずなのに なぜか上手くいかない時は たぶん、 なにかが違っているのかも。 目的地とか タイミングとか やりかたとか。 そんな時は 一晩寝かせてみる派です。 (写真;お鮭と生姜。)

理由

人になにかを伝えるとき、 きちんと理由を伝えたほうが 説得的なのは 知っている。 けど、時として、 好きとか やってみたいとか そういう本質的なことにかぎって、 今は理由なんて説明しきれない その選択が、その直感が、 自分にとって必要なものだったり…

不器用ながらに。

たまに、 えっそれ、わたしでいいの? って、 ふしぎな相談を受ける。 わたしでオオハズレ ではないのかもしれないけれど、 わたしにできることは せいぜい、 ちょっと話を聞いたり ちょっと話を整理したり ちょっと(なぜか)わたしの話をしたり なにか作った…

ひとり

人はひとりでは生きていけない のと同じくらいに、 人はひとりの時間なしには生きていけない んじゃないかって考える。 もちろん、ひとりって 見えてくるもの 気づくこと は必ずしも たのしいことばかりじゃないし 立ち向かうべきなにかを前に くるしくなる…

身体をつかう

めいっぱい、身体を使ったあとって 気持ちがいい。 しかも、 回復のキレがいい。 なんというか、 ちゃんと疲れた分、 ちゃんと回復する。 頭だけを酷使したあとに 身体にくる疲れは、 その点ちょっとタチが悪い。 ジワジワどんより疲れて、 時間がかかってや…

こだわりの育てかた

豊かな発想で、のびのびと こだわりを育ててゆく人って、 いつも柔軟な気がする。 ゆずれないこだわりがありながら、 あるからこそ、 それとは真逆のものだって チャンスがあるなら試してみて、 そして得たなにかあたらしい感覚をして より一層、 大切なその…

つよい人

本当につよい人は、 自分のよわさと そして、 それをおぎなう術を、 誰かとおぎない合って もっともっとつよくなれるってことを、 知っている人だとおもうのです。 必死につよがったりとか、 一人でなんとかしようとしたりとか、 そんなわたしは まだまだヨ…

丁寧な暮らし、?

よくいわれる 「丁寧に暮らす」 って、 結局のところ、なんなんだろう と思ったのです。 思うに、それは、 もしかしたら、 あるものに目を向ける暮らし。 自分には あれがない、これがない、 じゃなくって、 いま持っているものを 最大限に活かして 毎日をち…

つい、ほろっと。

疲れているときの 言葉の端とか 急いでいるときの 指先とか 焦っているときの 呼吸とか ほっとした瞬間の 視線とか そんな 無意識のカケラにこそ 本音・本心って 出てしまうんだろうなあって。 意図せずとも。 でもだから どうやってそれを隠そう って話でも…

おいしいコツ

昔、雑誌で見たインタビュー記事で 「おいしいものをつくる秘訣はなんですか?」 って聞かれたあるシェフが、 「すべての工程を、おいしくなるようにつくることです」 みたいなことを 答えておられた。 あたりまえのことなのかもしれないけど 眼から鱗で。 …

イメージ

あたらしいレシピを考えるとき、 つくりたい姿がイメージできていると 直感がきく。 あ、もうちょっとこれを足そうか、 これは今じゃないか、 とか。 逆に、 目指すところがイメージできていないと どんなにいい材料があったって ピンとこない出来になる。 …

集中力

普通のことを普通にできる、 って、 わたしの尊敬するひとつのスキルで。 やっているひとつひとつは 普通のことなのに すべてを確実にこなしているが故に 全体として尖がってるって人。 うつくしい仕事。 でもその普通ってなんだろう と、ふと思ったのですが…

ミチシルベ

どう生きるのが正解なのか、 いつまでたっても 頭を悩ませる日々だけど、 その夜 心穏やかに気持ちよく眠りについて 次の朝 まぁ今日もイッチョ頑張るか って気持ちよく布団を出られる ような、 まずはそんな夜に向かって 今日をつくる っていうことに、 オ…

食事

いつが幸せかって、 お腹いっぱいのとき のようで、実は、 お腹ぺこぺこのときだったりする。 とりあえずの一日三食よりも、 待ち望んで口にする、その一口を 大事にしたい。 (写真;ローズマリーのカンパーニュで、鮭のタルティーヌ。)

大きな石と、小さな石。

むかしは "きらいじゃない"なら、 わたしにできるなら、 縁のあることはとにかく、やろう! って思ってた。 でもある時 そんなじゃあ 人生いくらあっても足りないや ってことに気づいて、 もっと、 "すき"なものにちゃんと目を向けるようになった。 とこ…

もしかしたら、新発想。

疲れ果てて どうにもこうにもならないとき、 明日1日分の力さえ 尽きてしまったようなとき、 今この瞬間に 世界でいちばん幸せな人は誰だろう って妄想する。 もし今、自分が 世界中の誰にでもなれるとしたら・・ って。 でもこれがけっこう難しくて、 あの…

学ぶということ

大人になるにつれて、 自ら体験して 身体で覚えること が少なくなって、 コツを教えてもらって 効率よく吸収すること ばかりが 上手になってしまった気がする。 身をもって経験して なにかを習得するって ほんっとうに、 時間はかかるし 効率は悪いし まどろ…

目標と目的

具体的であれ、抽象的であれ、 ふとぼんやり思い浮かぶのが 目標だとしたら、 目の前のそれは きっと、 大事ななにかなんだと思う。 でももし、 ふとした瞬間に思い浮かぶのが なんのために?って、 目"的"だとしたら。 もしかしたら それは、 自分がいち…

種蒔き

種蒔きしたあとは ほどほど、が大事だろうと 頭では分かっている。 多すぎず少なすぎず 適度に水をやり、 直射日光に当てっぱなしもよくないけれど だからってずっと家の中で守ってあげるのも 強い子が育たないし、 芽がでないからって心配して 掘りかえそう…

終わりよければ?

物事、 はじめるより おわるほうが 意外とむずかしかったりもする。 はじめるときは ただただ前向きで 勢いがあって 突き進むのが楽しくて、 もしくは 誰かに引っぱられて なんだかスルッとはじめちゃったりして、 でも、 終わる、終えるときこそ その人の真…

もったいない

もったいない って、けっこう難しい。 くだらない例えだけど、 もったいないから って躊躇してるうちに似合わなくなってしまう服とか (買ったなら着ればいいのに。) 高くてもったいないから ってちびちび1人で食べようとしていたらいつのまにか湿気てしま…

自己満足

自己満足 ってよく、 ネガティブな文脈で使われるけれど、 そう悪いことじゃないと思う。 むしろ、 自己満足できるなんて 素晴らしいことだと思う。 誰にも評価されずとも 大事にしたい、 貫きたい、 そんな 自分の核心的なこだわりなんて そう滅多にないも…

概ね良好。

むかし、 ある論文の添削を受けていたときに コメントの冒頭でときおり、 「概ね良好です」 って書いてくれる先生がいた。 細かい指摘を読むに、あれは多分、 「まだまだ改善の余地はあるけれど 筋は悪くないよ、この調子で頑張って。」 みたいな 先生からの…

変化

変化を感じる って、 ながれゆく日常の中で 忘れちゃならないツボのひとつ な気がする。 それは 自分自身や まわりの環境の 変化がある、 ってことはもちろんながら ちゃんと、 その変化をとらえる感性を持つ、 ってことが 実はもっともっと 大事な気も、 し…

掃除のコツ

たぶん、 掃除のコツは いかに 汚いところを綺麗に保つか だと思うのです。 わたしの一丁目一番地は 水まわり。 ズバリ トイレと、排水口。 汚れるのはわかっているからこそ 溜めずに。 こまめに。 なにが不思議って、 こまめに掃除していると、 だんだん あ…

独り言。

わたしは ヴィーガン(完全菜食主義者)でも、 ベジタリアン(菜食主義者)でも、 なくて ただ、 お肉は好まないから 基本的には、食べません。 あと、 いま暮らしているところでは 動物性の食材(卵とか牛乳とかバターとか)が 気軽に手に入りにくいので、 …

ツタエルツタワル

ものに対しても、 (なにかを作る時とか。) 人に対しても、 ちゃんと 自分が意図したとおりに 相手に伝わったときって、 うれしい。 でも、それって、 意外と、けっこう むずかしい。 ・・からこそ うれしいのか。もしれないけど。

意識

よく、 ちょっと意識すると、とか できるだけ意識して、とか 意識的に、とか 意識・意識・意識! って言うけれど、 逆に、 意識しないこと 気にしないこと ってけっこう難しい。 自分はそんなつもりなくても つい、いつのまにか 考えたり、 思い悩んだり、 …