bakeryBAGUSの365日

つくる人、になりたくて。拙いあゆみの真っ只中、ちいさな思いの欠片です。

たべる

甘いもの

甘いものにも いろいろあって、 食べた瞬間、 全身がゾクゾクってしてしまうような 甘さもあれば しっかり甘いのだけれど 自然に身体に馴染んでゆくような、 優しい甘さもある。 その優しさを 感じとる味覚を、 大事にしたい。 (写真;ミルクレープ、ココナ…

腹八分目

どうせなら、とか もったいない、とか、 無理して詰めこんで 後悔するよりも、 もうちょっと欲しいな、 くらいでストップして 明日また、 ひと手間、加えてアレンジする くらいのほうが、 お腹にも 心にも お財布にも やさしい。 追伸; そんな簡単なことな…

食卓

だれかと囲む食卓は たのしい。 美味しくっても、 記憶に残るのはたいてい、 美味しい、よりも たのしい。 ひとりで向かう食卓は ちょっぴりさみしい。 でも、 だからこそ、 美味しいものが 嗅覚を、味覚を、お腹を 満たすときの感動が ものすごい。 美味し…

腹時計

だってもう、大人だから 無理して 一日三食 決まった時間に 決まったボリューム を食べるより、 腹時計にしたがって 必要な量だけを 食べるのが、 おいしいし 心地いい。 ・もちろんバランスは大事だけれど こころもち、 長期スパンで。 (写真;全粒粉100%…

かおり

焼きたての匂いとか、 口に入れた瞬間に鼻を抜けてゆく匂いとか、 飲み込んだあとの残香とか、 晴れの匂いとか 雨の匂いとか 花の匂いとか 街の匂いとか 緑の匂いとか、 香りの記憶は 奥深い。 (写真;どことなく母の味。それはたぶん、酢飯の香り。)

おいしい

おいしい、を支えているのって とてつもなくたくさんの事柄 な気がする。 味はもちろん、 盛りつけも器も、 その空間の 灯りや音楽、香りも、 ともに食卓を囲む人だけでなく 周囲に居合わせる人々も、 作り手はもちろん、 食卓に届けてくれる人の 一挙手一投…

おいしい食事

ちょっとだけ残っちゃったから 食べちゃおう は、たしかにスッキリするのだけれど お腹いっぱいなのに食べて 苦しくなっちゃって 気持ちも あー食べすぎた、ってなっちゃって それはちょっぴり かなしい。 しかも 残ったら残ったで、 お茶碗半分のご飯が 具…

ひとりご飯

だれかに作ってもらうご飯は 間違いなくおいしい。 でも 自分が食べたいときにつくる、 自分が食べたいものも、 実はおいしい。 自分ひとりのために・・ ってつい面倒くさくなるところを わたしだけの自由な一食、 さてなにを食べようか ってワクワクできた…

食事

いつが幸せかって、 お腹いっぱいのとき のようで、実は、 お腹ぺこぺこのときだったりする。 とりあえずの一日三食よりも、 待ち望んで口にする、その一口を 大事にしたい。 (写真;ローズマリーのカンパーニュで、鮭のタルティーヌ。)

独り言。

わたしは ヴィーガン(完全菜食主義者)でも、 ベジタリアン(菜食主義者)でも、 なくて ただ、 お肉は好まないから 基本的には、食べません。 あと、 いま暮らしているところでは 動物性の食材(卵とか牛乳とかバターとか)が 気軽に手に入りにくいので、 …

美味

見た目が美しいものが 必ずしも おいしいとは 限らないけど、 おいしいものは 必ずといっていいほど 美しいと思う。 それは 見た目かもしれないし、 作る人の手捌きかもしれないし、 もちろん、味かもしれないけど、 なにか、どこか。 そういえば 「おいしい…

ドコマデ

思うに パンって、 焼いて終わりじゃない。 まだ駆け出しのわたしは いつでも必ず 思ったとおりに焼けるわけじゃなくて 配合割合、 発酵具合、 焼き加減、 ちょっとしたことで、 いろんなものが 焼きあがる。 でも、 確かなことは、 どんなパンもおいしい ・…

たべもの

高いから、 って理由で 不本意なものを選んで、 なんとなーく、食べるくらいなら。 別に一日三食食べなくても、 毎回フルコースじゃなくっても、 死なないんだから あれもこれもと 盲目的に欲張るんじゃなくって 本当に食べたいものを、 本当に身体に入れた…

スウジ

年齢とか カレンダーとか 時計とか そういうものに縛られず 然るべきタイミングを ちゃんと自分の 五感と、心で 感じとって、 数字に躍らされず 軽やかに、 生きてゆきたい。 …なんて言いつつ 俗人のわたしにはハードルが高いから まずは、 お腹に、素直に …

信号

基本的に、いつも 「美味しそう」 とくれば、 「食べたい」 となる。 でも、たまに 「美味しそう」 だけど、 「身体に入れたくない(から食べたくない)」 ってなるものもある。 つい気を抜くと "身体に入れないで信号"を無視して 突っ走っちゃうからね。 …

ほんもの

自分が口にしてるものと 自分が口にしてると思ってるものが 一致してるのが、いい。 シャキシャキ野菜 を食べていると思ったら、 ツヤツヤお米 を食べていると思ったら、 ふわふわパン を食べていると思ったら、 秘密の、魔法の、 粉が、液が、 た〜っぷり …

迷子

やっぱり、 食べたいと思った時に 食べたいと思ったものを 瞬時に口にできること って、 大事なんだろうか。 口に、お腹に、届くまでに 時間がかかっても 心をこめて 手をかけて 丁寧につくる なんて、 それを 日常に あたりまえに することは やっぱり、ム…

どっちでも

そんなに欲張らなくても、 その少しが際立って味わえるだろうし あれもこれもと ちょっと欲張ってみても、 なんだかその ごちゃごちゃの偶然の産物が 面白いだろうし 要するにたぶん、 大事なことは、 どっちでもいいけど 楽しんで、 味わって、 食べるって…

好きなタイプ

置き換え とか 時短 は好みではなくて、 でもだからって、 なにかを作るためにゼロから材料そろえる のも違うし、 チマチマ辛気臭いの(キャラ弁とか。) も苦手で。 素材をいかしてシンプルに、 シンプルというか むしろ、 素材を選ぶところから 料理は始ま…

掃除

最近、 クイックルワイパーをかけるのが 朝の日課なのだけれど。 毎朝、欠かさずかけているのが信じられないほど、 シートは毎日、真っ黒になって。 ちょっと、けっこう、いや、かなり、 めげそうにもなるけれど それ以上に嬉しくもあるのです、 ああ今日も…

台所

きっかけは色々あるけれど その一つは、母の台所だった。 仕事が忙しい時期、 ちいさなワンルームマンションに 母が泊まりにきてくれて おなじ素材、 おなじ調味料、 おなじ調理道具、 おなじ台所、 わたしとなにも違わないはずなのに ハッとするような ホッ…

くふう

なんでも揃ってるのも幸せだけれども 限られたものの中で あーでもない こーでもない って頭を悩ませるのも たのしい。 もっともっと 向こうがわも、知りたいけれど 毎日ちょっとずつ、ちょっとずつ。 (写真;レモンをしぼって、お醤油と、ちょっぴりのお砂…

選び方

遠くからやってきた お疲れ気味の有機野菜と 細かいことはわからないけれど なんだか瑞々しそうな地産野菜を前に スーパーで立ちすくんだり。 一つひとつ 言葉に惑わされず 身体に沁みわたる、それを 選択できるように いろんなものを研ぎ澄ませて。 (写真…

食べすぎちゃいそうな日には。

心も身体もくたびれて、 どうしようもなく腹ぺこで、 食べすぎちゃいそうな日には ちょっとずつ食べるに限る。 ちょっとって言っても 少量ずつ口に運ぶ、じゃなくて(もちろんそれが理想だろうけど、そんなの無理なのわかってる。) 種類をたくさん食べる。 ち…

この一食

人生で食事をする機会って 意外と限られている気がする。 「一日三食」 とはいうものの、 朝は時間との戦いの出勤前、 ゆっくり食卓を整える余裕はなくて 会社では仕事におわれて気づけばお昼、 とにかくお腹を満たすことが最優先 夜は疲れて準備する気力も…

知りたがり

食べものを買うとき、 食材なら産地 加工品なら原材料 をみるのが趣味だ。 別に コクサン!ムノウヤク!オーガニック!ムテンカ! って叫びたいわけじゃなくて (過度なこだわりはアタマデッカチで好きくない。) ただ、 誰がどうやって作った何を、 自分は…

五感でたべる

効果効能説明書よりも 全細胞が 「こりゃあ美味しいぞ」って おもわず唸ってしまう、 それがいい。 だって「五感」は 視覚聴覚触覚味覚嗅覚、 知識?脳みそ?は入っていないもの。 (写真;皮からぎょうざ。ちなみに蒸す派。) ミナミノカオリ 小麦粉 5Kg|パ…

地球のスープ

泥だらけのだいこん、にんじん、 丁寧に洗って、皮をむいたら 皮も刻んでコトコト煮込む。 昔どこかで 「人は野菜を通して土を食べてるんだよ、つまり地球を食べてるんだよ」 って聞いたことがある。 だからこれは 地球のスープ。