のびのびとして見える人というのは、 自分のルールがない のではなくて、 自分のルールは持ちつつも その中も外も行き来しながら 柔軟に動ける人、 なんだと思う。 自分のルールをわきまえているから イレギュラーに外にでた分は あとで微調整するなりできて…

うつくしいものに触れると 目の保養、 心の保養になる。 今すぐに手に入れられないものでも、 ちょっとばかり背伸びしても、 素敵だなと思うもの、 こうありたいと思うもの、 それらに触れることで 身体の奥深くで錆びつきそうななにかが 目覚める気がする。…

あれ、変だな、 と、訳もなく違和感を感じたとき 変なはずはなくても あえて、 いったん手を止めてみるのが正解 …なことが多い。 それはもしかしたら 今していること自体かもしれないし その次にしようとしていたことかもしれないけれど その、手を止めた一…

伝えたいことは 伝えたいと思ったときに 伝えておくのがいい。 人生はいつでも何度でもやり直せる というけれど、 さすがに 人の人生まではやり直せないから。 なにが言いたいかというと あなたがふと思いついた そのちょっとしたことが だれかの人生を がら…

今を楽しむ、 とは 焦らないってことで 焦らない、 とは 目の前のことに集中するってことで 目の前のことに集中する、 とは 今を楽しむってことで。 ・あれ？ でもまあ、 そんなにわるくもない 堂々巡り。 （写真；にんにく生姜醤油に漬けこんでおいた海老。…

最初から持っているより、 自ら手を伸ばして得るほうが おもしろい。 だから 今はまだ持ってないことだって、 悪いことじゃない。 伸び代は、 悔しみ代かもしれないけれど 同時に、楽しみ代でもある。 きっと。

この数年間、 世の中にはいろんな人がいる ってことを学ぶために わたしは生きている気がする。 きっと分かってくれるだろう じゃなくって、 ちがう人間だから 分かってもらえないかもしれない っていう ある種のあきらめこそ、 他人を認める、 ということの…

夜、シャワーを浴びていると 汚れを洗い流すのと同時に その日の疲れや、なんやかんやが どんどん流れてゆくような 気がする。 疲れているときほど 熱いお湯でゆっくり丁寧に洗い流して、 そしてまた次の日に備える、 そんなお風呂の儀式が わたしは好きだ。…

おいしい、を支えているのって とてつもなくたくさんの事柄 な気がする。 味はもちろん、 盛りつけも器も、 その空間の 灯りや音楽、香りも、 ともに食卓を囲む人だけでなく 周囲に居合わせる人々も、 作り手はもちろん、 食卓に届けてくれる人の 一挙手一投…

いろんなことは とつぜん起こる。 自分の中から湧きだすなにかも、 外からやってくるなにかも。 突然のなにかに 備えることはむずかしいけど （そもそも何がやってくるのか分からないし） せめて、 いつでも どんなふうにでも 軽やかに動けるように、 心と身…

得なければ、 失うことも ないけれど だからって 手にすることが、 手にしようとすることが 無駄だとは思わない。 手放すのは 時に、 むずかしいけれど なにかに別れを告げて はじめて、 あたらしく出逢える、 あたらしく得られる 特別ななにかも きっと、あ…

シリアスな話を いかに気持ちよく話せるか、 ・・でもけっして誤魔化さずに、 よくない事ほど ちゃんと伝えて、 それでも暗いムードにはならないように、 そして 本筋じゃないところで 感情的になり過ぎないように、 前向きな話を、 （中身も、雰囲気も、） …

お気に入りのものを 平凡な日に使うとか、 （仕舞い込んで持ち腐れるんじゃなくて。） 出発前の余った５分で 家をササっと整えるとか、 むずかしい返事を 後回しにしないとか、 質のいいものを少しだけもって、 使いこんで、 そして ダメにしちゃうんじゃな…

誰かのため、 は、言うまでもなく素敵なことで とても気持ちのいいことだけど、 自分のため、 っていうことを 然るべきときにはちゃんと認めて 自信を持って 行動できる人を かっこいいと思う。 自分に対して きちんと自分で責任を持って、 自分のために お…

人と動く と書いて、「働く」。 人と動くから 疲れることだってあるけれど 楽しいのもまた、 人と動くから。 働くということを いつも軽やかに、 捉えていられたらなあ と思う 日曜日の夜。

ちょっとだけ残っちゃったから 食べちゃおう は、たしかにスッキリするのだけれど お腹いっぱいなのに食べて 苦しくなっちゃって 気持ちも あー食べすぎた、ってなっちゃって それはちょっぴり かなしい。 しかも 残ったら残ったで、 お茶碗半分のご飯が 具…

普段ほとんど意識しないけれど、 自分の足で立っている感覚、 地面を踏みしめて歩いている感覚 って 気持ちいい。 毎日毎日が 爽やか前向きあかるい気分、 なんて そんな上手くはいかなくっても、 いつも ちゃんと地に足つけて、 シャキッと背筋を伸ばして、…

空回りしたり 思いどおりにいかなかったり そんな時は、 まず、片付けてみる。 目の前に広げている いろんなものを。 一旦リセットして、 深呼吸して、 きれいな場所で あたらしい気持ちで 始めるなにかは、 それだけで清々しくて。 穏やかで朗らかで、 もっ…

人生に無駄なことはひとつもない と、人はいう。 そうかもしれない、 いろんな偶然（か必然） が混じり合わさって、 思いもかけない ミラクルがうまれてく。 でも。 なんだかあとで有利に働きそう、 みたいな、 損得勘定でした選択には 人生の真理はないよう…

いつのまにか すっかりあたりまえになってしまった ほんの小さな習慣、 ある日、一瞬 いつもどおりにする前に グッとこらえてみたら 自分がほんとうに求めているもの、 もしかしたら それは前とはちょっと違うもの、 に、出会える気がする。

若さとか 新しさとか 綺麗さ に、つい、 絶対的な価値を おいてしまいそうになるけれど 歳を、経験を、 重ねたことでしか得られない 奥行きとか 真新しい時にはない 味わい深さとか すこし傷があるからこその 力強さとか そういう、 絶妙なものもある。 （写…

なんとなく を沢山こなすより、 心を込めた、 知恵をしぼった、 意識を集中させた、 そんな 一歩、一歩を、 確実に そして着実に、 積み重ねたい。

目的や 目標は いつも 目の端でうっすらと 捉えつつ、 そのとき自分ができる最善を尽くす、 それだけのことが けっこう難しいんだと思う。 遠くの一点を凝視しすぎると すぐ近くの大事なものを 見落としたり、 すすむうちに明らかになる 目標や目的の ほんと…

特別な日も 素敵だけれど、 穏やかな朗らかな 日常を過ごせることが いちばん、 うれしい。 だから、 特別な一瞬に すべてをかける というよりも ちょっとココロ躍る日常 をつくることを 大事にしたい。 （写真；ジャムにしようかと思って砕いてと煮詰めた、…

自分勝手や 自己中心とは違うつもりなのだけど 自分のために生きる ってことを いつも心のどこかに おいている。 貴方のためにこうしたのよ とか あの人のためにこうせざるを得なかったの みたいな言い訳は したくないから、 ちゃんと納得して 決断して そう…

一針、一針、 必死に縫っているときには 本当にこれでいいのか 不安になるけれど 完成して、 ちょっと離れて見ると ものすごく綺麗な模様に仕上がってたりする。 しかも、 縫っているときには 気になってしょうがなかった ちいさなヨレも 完成してみるともは…

あふれる持ち物から すこしの間でも一度、離れて暮らすと、 自分がほんとうに 好きなもの、 大切にしたいもの、 譲れないもの、 自分の生活に欠かせないもの、 が薄らほんのり見えてくる。 年末年始の大掃除 みたいな、 ちょっぴり無理した 緊急オペ と違っ…

影響は、 良いも悪いも たくさん受けて、 いろんなものに 揉まれながら ちょっとずつ強くなって、 歳を重ねて行きたい。 でも、 良し悪しにかかわらず、 なにかに 呑み込まれることは しないでおきたいなと 思う。 （写真；黒胡麻ベーグルはシンプルに、胡瓜…

一体どこに隠れているのか 見当もつかないけれど、 人間の 意識のスイッチって すごいなと思う。 ちょっと意識しただけで、 …集中しよう、とか 姿勢良くしよう、とか 丁寧に作ろう、とか ちゃんと確認しよう、とか 早く起きよう、とか しっかり噛もう、とか……

ただ前に 突っ走るだけじゃなくて、 後悔があるなら 戻るのでもいいし、 出発場所がずれているのなら 横でもいいから、 大事なのは 少しずつでも 進み続けることなのかなと。 止まって、考えて、 完璧な答えが降りてくるのを待つよりも、 まずは 一歩動いた…