器用貧乏とか 都合のいい人とか 悪く言おうと思えば いくらでも言えるのかもしれないけど、 よっぽどの違和感がないかぎり、 頼まれ事には 広くオープンでいよう、いたい、 と思っている。 むしろ 頼まれたはずの自分自身に ふしぎな縁を 運んでくれる こと…

こだわりは、 趣味、くらいがちょうどいい。 それがもし 知らず知らずのうちに こうでなければならない、 ってなってしまっていたら 好きで始まったはずのものが 制限とか負担とか、 しあわせじゃない何かに なってしまいかねないから。 #こだわり

だれかを尊重する ということは、 その人の大切にしているものを 受け容れるとともに、 互いに 大切にしているものが違う っていう、 相手の、そして自分のユニークさ を認めて、 その違いを楽しめる おおらかな心を持つ こと。 なのかも。 （写真；パセリの…

有ること の便利さよりも、 無いことの の清々しさ、軽々しさ、 自由度の高さ、 その感覚を、 どうすればあの頃のわたしは 理解できたのだろうか と思いながら、 それでも、まだまだ 修行の足りないであろう我が身を 省みながら。 （写真；酵母ピスタチオク…

物を「持つ」、 って感覚 を脱けだせないことに気づいて しばらく経つのだけれど、 「持つ」、つまり「所有する」 じゃなくって、 使う、使いこなす、 って そう心がけたい。 大事なものを「持つ」ておきながら、 日々「使う」のは、どうでもいいもの なんて…

後悔のいちばんの罠は、 後悔に囚われて 今すべきことを見失うこと だと思う。 あの時に戻ることは 逆立ちしたって できないのだから、 ならば せめて今、 未来で 逆立ちしなくていいように。 （写真；黒糖ピスタチオマドレーヌ。）

すっきり 決断できるときもあれば、 うんともすんとも、どうしたものか 悩んでしまう時もある。 パシッと決められないのは よくないのだろうけれど、 それはわかっているけれど、 ただただウンウン唸っていても どうにもならないから とにかく思いつく限りの…

甘いものにも いろいろあって、 食べた瞬間、 全身がゾクゾクってしてしまうような 甘さもあれば しっかり甘いのだけれど 自然に身体に馴染んでゆくような、 優しい甘さもある。 その優しさを 感じとる味覚を、 大事にしたい。 （写真；ミルクレープ、ココナ…

訳もなく哀しくなるときは 寂しげな曲を聴きながら 布団にくるまって泣けばいいし、 訳もなくむしゃくしゃするときは 頭を空っぽにして お風呂に浸かればいい。 そこで数時間、一日、 無駄にしたって、きっと大丈夫。 ただひとつ、 何より大事なのは 明日は…

いくつになっても 初めてのことってある。 見慣れた日常のなかに 不意にあらわれる ちょっとした緊張感、 無意識にいつもより丁寧な手つき、 ドキドキとワクワクが入り混じる感じ、 あの感覚、 なんだかちょっぴり 若返るような気さえする。 （写真；抹茶食…

多分、 もしかしたら、 人生、いつだって 失うものはなにもない。 なにかを失うのではないかと怯えて 無理に自分を押し殺すほうが、 なにかを失わない代わりに 自分を見失ってしまう ・・のかもしれない。 （写真；夜の焼きたて、ヴィーガン酵母クッキー。）

どうせなら、とか もったいない、とか、 無理して詰めこんで 後悔するよりも、 もうちょっと欲しいな、 くらいでストップして 明日また、 ひと手間、加えてアレンジする くらいのほうが、 お腹にも 心にも お財布にも やさしい。 追伸； そんな簡単なことな…

昔、街なかの広告に 「向かい風を感じているのは、前進している証拠。」 みたいなフレーズがあって 好きだった。 そこには 追い風については 書いていなかったけれど、 追い風を感じているならば 自信持ってそのまま進めばいいんだと思う。 風にのりながら、…

だれかと囲む食卓は たのしい。 美味しくっても、 記憶に残るのはたいてい、 美味しい、よりも たのしい。 ひとりで向かう食卓は ちょっぴりさみしい。 でも、 だからこそ、 美味しいものが 嗅覚を、味覚を、お腹を 満たすときの感動が ものすごい。 美味し…

季節の変わり目に 体調を崩しやすいのと同じように 変化の時は、 いろんな バランスが崩れやすい。 むしろ、 いろんなバランスが 崩れるからこそ 開き直って 変化の荒波を 潔く超えられるのかもしれないし、 逆に考えると、 ある日突然、 なにかのバランスが…

わたしが知っているのは まだ ① しんどいこと(仕事)を頑張って、 そうして得たお金や時間で ちょっぴり特別なひとときを過ごすたのしみ だけだから、 ② 毎日ワクワク仕事をする っていう生き方に 憧れを抱いているのだけれど。 その先には もしかしたら、 ③ …

我慢ときくと 苦しいことのように思えるけど、 それは 自分の直感を尊重することだったり、 投げやりにならないことだったり、 心にゆとりをもって構えることだったり、 長い目で考えることだったり、 実は 自分が、そうありたい、 って思う自分に近づくため…

はじける笑顔って 素敵だ。 なにかを我慢したり 隠したり、 無理したりしないで 肩の力抜いていられるからこそ こぼれる、 そんな笑顔が どんな言葉よりも 説明よりも うつくしくて、 うれしい。 （写真；カルダモン風味の食パン。）

だってもう、大人だから 無理して 一日三食 決まった時間に 決まったボリューム を食べるより、 腹時計にしたがって 必要な量だけを 食べるのが、 おいしいし 心地いい。 ・もちろんバランスは大事だけれど こころもち、 長期スパンで。 （写真；全粒粉100%…

心細さとか 孤独を感じるとき っていうのは、 心が どこかフワフワ漂って お留守になってしまっているような、 だれかを求める以前に まず自分の心を とり戻しに行かなければならないような そんな感覚がある。 気が。する。 （写真；柚子ジャムのっけ。）

１時間もかかっちゃった、 と思うのか １時間かかったけど終わった！ とか、 １時間も時間を割くことができた！ とか、 そんな風に思うのか。 事実はなにも変わらないけど、 くたびれた心が ちょっとだけ、 明るくなる気がする。 （写真；レモンの効いた、さ…

焼きたての匂いとか、 口に入れた瞬間に鼻を抜けてゆく匂いとか、 飲み込んだあとの残香とか、 晴れの匂いとか 雨の匂いとか 花の匂いとか 街の匂いとか 緑の匂いとか、 香りの記憶は 奥深い。 （写真；どことなく母の味。それはたぶん、酢飯の香り。）

たとえば、 掃除上手な人にかぎって 面倒くさがりな人 みたいなことを言ったりする。 溜めると大変だから 毎日する。 ざっくりかもしれない けど、毎日する。 そしてたまにだけ、 キチンとする。 掃除をすること が目的なのではなくって、 気持ちよく保つこ…

学生の頃は 毎年、進級があったから だんだん成長してゆく感覚とともに たぶん、実際にも ちゃんと成長してた。 大人になると、 気づけば月日が流れていって 成長している実感も 成長できているのかも わからないけれど、 不確かななかでも 手応えがあろうが…