物を「持つ」、 って感覚 を脱けだせないことに気づいて しばらく経つのだけれど、 「持つ」、つまり「所有する」 じゃなくって、 使う、使いこなす、 って そう心がけたい。 大事なものを「持つ」ておきながら、 日々「使う」のは、どうでもいいもの なんて…

外の世界には 美味しいものとか 綺麗な景色とか 新しい出会いとか 気持ちいい空気とか いっぱいあるけれど、 落ち着く場所っていうのは やっぱり いつも、 家な気がする。 し、 家をそういう場所にしたいとも思う。 （写真；あんこと黒蜜カンパーニュ。）

夜、シャワーを浴びていると 汚れを洗い流すのと同時に その日の疲れや、なんやかんやが どんどん流れてゆくような 気がする。 疲れているときほど 熱いお湯でゆっくり丁寧に洗い流して、 そしてまた次の日に備える、 そんなお風呂の儀式が わたしは好きだ。…

あふれる持ち物から すこしの間でも一度、離れて暮らすと、 自分がほんとうに 好きなもの、 大切にしたいもの、 譲れないもの、 自分の生活に欠かせないもの、 が薄らほんのり見えてくる。 年末年始の大掃除 みたいな、 ちょっぴり無理した 緊急オペ と違っ…

この ペーパーレス真っ盛りな時代 にもかかわらず 紙が好きだ。 本、ノート、便箋、 紙のうえを 静かにはしる 一文字、一文字に、 そろりとめくる その先の 一枚、１ページに、 しかもそれが 人の手で書かれたものなら なおさらに、 なんとも言葉に言い尽く…

あたらしいとか、 便利な立地だとか、 広いとか、 そんなことも 大事にしたいけど、 それ以上に 太陽の光が入るかとか、 空気の流れがいいかとか、 水(、とくに下水)の動線とか、 ごみの処理とか、 なんだか光合成の要件みたいな そんなポイントが 穏やかな…