ミチナカバ
「すぐおいしい、すごくおいしい」
って
あったけど、
つくづく、
自分の焼くものは
「めんどくさい、すごくおいしい」
すごく、なんて図々しいか、
もとい、
「めんどくさい、だけどおいしい」
「めんどくさい、だからおいしい」
だなあと
思う。
起きた瞬間
牛乳グビッと、パンをパクッと、
ってわけにはいかないけど、
弱火のフライパンでじっくり焼くと
焼く前と同じものとは思えないほどに
それ単体で、じわっと、おいしい。
(と言いつつ、つい蜂蜜をつけますが。)
いつでも、どこでも、どう食べても
おいしい
のがもちろんもちろん目標だけれど、
経過としての今も
嫌いじゃあ、ない。
ああでもまだまだ、ミチナカバ。
(写真;これは冷めたのも好き、酵母スコーン。動物性のものが入っていないこれを、スコーンと呼んでいいのか、最近ふと気になりだした、あれ。)