bakeryBAGUSの365日

つくる人、になりたくて。拙いあゆみの真っ只中、ちいさな思いの欠片です。

わたしの全貌

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むかし、同じゼミの女の子に

耳たぶの形を褒められた。

 

 

よく考えると

へこむべきところなのかもしれないけど

(よりによって、耳たぶだなんて。)

 

なんかうれしかった。

 

 

自分の耳たぶの形なんて

じっくり見たことなかったし、

ましてや綺麗と褒められるものだなんて

思いもよらなかった。

 

 

 

  

その子が褒めてくれなければ

 

わたしが

自分の耳たぶを知ることはなかった(かもしれない)。

 

でも、

わたしに耳たぶを教えてくれた唯一のその子は

わたしの色んなことを知らない。

 

 

 

 

 

どうやら、

 

わたしは

わたしを全部知ってるわけじゃなくて

 

耳たぶなんて、とてつもなくニッチなわたしの魅力(?)を知ってる人ですら

わたしの全部を知ってるわけじゃなくて

 

 

 

もしかしたら、

 

わたしの全貌なんてものは

まだ誰も知らない、

 

いや、このまま一生

わたしも含めて

誰も掴めないのかもしれない。

 

 

 

 

自分探しに意味はない

っていわれるのって

そういうことなのかもしれないな〜

 

なんて。

 

 

(写真;とびっきりでっかい愛が届いた。お箸置きがコビトみたい。まずはうっとり眺めて愛でる。)