アガッタリ、サガッタリ。
たまに
とてつもない悲しみのどん底から
脱けだせなくなる。
きっかけは
誰かから見たら、きっと
とてつもなく些細なことで。
(いっそスパッと切ってしまった傷のほうが、ぐにょっと微妙に切れたそれよりも治りが早いって言うみたいに
大事件じゃない、些細なきっかけのほうが
傷が癒えにくいのかな、なんて思うけど。)
でも結局、
そう簡単に、無かったことにはできないけれど
ぜんぶを放り投げることもできなくて
どうにかこうにか立ちあがって、
そうして少しずつ
自分のことも
ひとのことも
行きつ戻りつの理解を深めながら
わたしたちは
大人になってゆくのでしょうか。
(わたしだけ?)